off-the-record
off-the-recordは、主に政治、ビジネス、ジャーナリズムの文脈で使われる表現です。話し手が提供した情報が、公的な記録に残されたり、実名で報道されたりすることを望まない場合に用いられます。単に秘密にするということではなく、情報は提供するが、それを公表する権利は与えないという合意に基づいたコミュニケーションを指します。
on-the-recordとの対比
対義語であるon-the-recordは、発言内容をそのまま引用し、誰が言ったかを明示して公表することを許可する状態を指します。例えば、記者会見で公式に発表される内容はon-the-recordですが、会見後の個別のやり取りでここだけの話ですがと切り出す場合はoff-the-recordになります。
実用的な使い方と注意点
この表現は、形容詞として非公式のという意味で使われる場合と、副詞的に非公式にという意味で使われる場合があります。
形容詞的用法:an off-the-record comment(非公式なコメント)
副詞的用法:speak off-the-record(非公式に話す)
注意すべき点として、相手がoff-the-recordであると明言せずに話し始めた場合、それは原則としてon-the-record(公表可能)として扱われます。そのため、情報を漏らしたくない側が事前に明確にこの条件を提示することが一般的です。
意味
特に記者に提供された情報に関して、公表や公式な出版を意図していない状態
The senator provided some off-the-record comments about the upcoming legislation.
上院議員は、今度の法案について非公式なコメントをいくつか述べた。
公式に記録されたり報告されたりしない方法で言ったり行ったりすること
The CEO spoke off-the-record to explain the internal turmoil.
最高経営責任者は、内部の混乱を説明するために非公式に話した。