diplomacy
diplomacyは、主に二つの異なる文脈で使い分けられます。一つは国家間の公式な関係を管理する政治的な外交であり、もう一つは対人関係において相手を不快にさせず、円滑に物事を進めるための機転や巧みな処世術です。
日本語で外交と言う場合、通常は前者の国家間の交渉を指しますが、英語のdiplomacyは日常会話において、気まずい状況を回避するための社交的な配慮や言葉選びの巧みさという意味で非常に頻繁に使われます。
意味の使い分けとニュアンス
政治的な文脈では、戦争を避け、平和的な合意に至るための公式な手段を指します。一方で、個人的な文脈では、対立を避けつつ自分の目的を達成するための戦略的なコミュニケーション能力を指します。後者の意味で使われる場合、単なる親切心ではなく、計算された機転というニュアンスが含まれます。
国家間の外交: The two countries are engaging in quiet diplomacy to resolve the border dispute.(二国間は静かな外交を通じて国境紛争の解決を試みている。)
対人関係の機転: Her diplomacy with the angry customer saved the company from a PR disaster.(怒った顧客への彼女の機転ある対応が、会社を広報上の災難から救った。)
類義語との違い
tactという単語も機転や配慮と訳されますが、tactは相手の感情を傷つけないための繊細な感覚や慎重さに重点が置かれます。対してdiplomacyは、より戦略的で、特定の目的や合意を得るための交渉術としての側面が強い言葉です。
また、negotiationは具体的な条件を決定するための交渉そのものを指しますが、diplomacyはその交渉を円滑に行わせるための全体的なアプローチや振る舞いを含めた概念を指します。
意味
外交官による国家間の交渉の遂行および関係の維持
"The two countries are attempting to resolve the border dispute through diplomacy rather than conflict."
二国間は静かな外交を通じて国境紛争の解決を試みている。
相手に不快感を与えずに、繊細な状況を管理したり衝突を避けたりするための、対人関係における巧みな技術や機転
"She used a great deal of diplomacy to handle the angry customer without escalating the situation."
怒った顧客への彼女の機転ある対応が、会社を広報上の災難から救った。