incorruptibility
incorruptibilityは、文脈によって道徳的な潔白さと物理的な不変性という二つの全く異なる意味を持ちます。前者は主に政治や司法の文脈で、権力や金銭による誘惑に屈しない強い意志や誠実さを指します。後者は生物学や宗教的な文脈で、有機物が腐敗せずにそのままの状態を保つ性質を指します。
道徳的・倫理的なニュアンス
倫理的な意味で使われる場合、単なる正直さ(honesty)よりもさらに強い、揺るぎない信念や高潔さを強調します。特に公職にある人物が、賄賂や圧力にさらされても決して自分を曲げない清廉潔白な状態を表現する際に最適です。例えば、汚職が蔓延している環境の中で、唯一正義を貫く人物の性質を記述する場合に用いられます。
物理的な不朽性のニュアンス
物理的な意味では、物質が分解されたり朽ち果てたりしない不朽性を指します。これは科学的な文脈での化学的安定性を指すこともあれば、宗教的な文脈で聖人の遺体が腐敗しないという奇跡的な現象を指すこともあります。durability(耐久性)が摩耗に耐えることに重点を置くのに対し、incorruptibilityは腐敗や変質を完全に免れていることという絶対的な状態に重点が置かれます。
意味
正直であり、賄賂を受けたり道徳的に堕落したりすることがない性質
The judge was renowned for her absolute incorruptibility in the face of political pressure.
その裁判官は、政治的圧力に直面しても決して屈しない清廉潔白さで知られていた。
腐敗や分解、または物理的な損壊を免れている状態
The religious sect venerated the incorruptibility of the saint's body after death.
その宗教団体は、死後の聖人の遺体が不朽であることに崇敬の念を抱いていた。