fraudulence
fraudulenceは、誰かを欺いて不当な利益を得ようとする意図的な行為や、その性質そのものを指す非常にフォーマルな名詞です。日常会話よりも、法律文書、裁判記録、あるいは企業のコンプライアンス報告書などの厳格な文脈で使われる傾向があります。
日本語では詐欺性や欺瞞性と訳されますが、単に嘘をつくことではなく、法的な責任を問われるような計画的な欺きという強いニュアンスが含まれます。
類義語との使い分け
似た意味を持つ fraud との違いに注意してください。fraud は詐欺という行為そのものや詐欺師(人)を指す具体的な名詞であるのに対し、fraudulence は詐欺的であることという抽象的な性質や状態に焦点を当てた言葉です。
fraud: 詐欺、詐欺罪(具体的な事件や行為)
fraudulence: 詐欺性(その行為が持つ欺瞞的な性質)
例えば、ある契約が法的に無効である理由を説明する際、その契約には fraudulence(詐欺性)が認められるという形で、性質を記述する際に用いられます。
翻訳上の注意点
日本語の詐欺という言葉は幅広く使われますが、英語の fraudulence を使う場合は、単なる不誠実さではなく、法的な定義に基づいた意図的な欺瞞であることを強調してください。また、ビジネスシーンで不正と言いたい場合に fraudulence を使うと、非常に深刻な犯罪行為を指すことになるため、軽微なミスや不備には error や irregularity を使用するのが適切です。
意味
不当または不法な利益を得るために意図的な欺瞞を用いる性質や状態
The court found the contract void due to the fraudulence of the initial agreement.
裁判所は、当初の合意に詐欺性があったため、その契約を無効と判断した。