fail-safe
fail safeは、システムや機械に故障が発生した際、単に停止するのではなく、あえて安全な側に倒れるように設計されている概念を指します。例えば、鉄道の信号機が故障した際に、あえて停止信号を表示させることで衝突事故を防ぐ仕組みなどがこれに当たります。単なる故障への対策ではなく、最悪の事態を回避して人命や設備を守るという強い意図が含まれた表現です。
fail safeとfool proofの違い
混同されやすい概念にfool proof(フールプルーフ)がありますが、これらは目的が異なります。fail safeが機械が壊れた時にどう安全を確保するかという故障時の挙動に焦点を当てているのに対し、fool proofは人間が操作を間違えても事故が起きないようにするという誤操作防止に焦点を当てています。前者はシステムの信頼性に関わり、後者はユーザーインターフェースや設計の親切さに関わる概念です。
実用的な文脈での使用
この用語は主にエンジニアリング、コンピューターサイエンス、航空宇宙産業などの技術的な文脈で使用されます。日常会話で使われることは稀ですが、ビジネスシーンにおいてリスク管理を徹底し、万が一の際にも致命的な被害が出ない仕組みを構築するという意味で比喩的に用いられることがあります。例えば、バックアッププランを二重に用意することをfail safeな計画と呼ぶ場合があります。
意味
故障が発生した際に、致命的な損傷や負傷を防ぐため、自動的に安全な状態に戻るか停止するように設計されている様子
The elevator is equipped with a fail-safe braking system that engages if the cable snaps.
そのエレベーターには、ケーブルが切れた場合に作動するフェイルセーフのブレーキシステムが装備されている。
重要な部品が故障した際に、システムが安全な状態を維持するか、確実に停止することを保証する機能または機構
The emergency shut-off valve serves as a fail-safe for the entire chemical plant.
緊急遮断弁が、化学プラント全体のフェイルセーフとして機能している。