diligence
diligenceは、単に一生懸命であることだけでなく、目標達成に向けて地道に、かつ丁寧に努力を積み重ねる姿勢を指します。日本語では文脈によって勤勉や相当な注意と訳し分けられますが、根底にあるのはなすべきことを疎かにせず、徹底的にやり遂げるという誠実な態度です。
意味の使い分けとニュアンス
日常的な文脈では、学習や仕事に対する勤勉さを表します。例えば、diligenceを持つ学生は、単に頭が良いだけでなく、地道な反復練習や徹底した準備を厭わない人物として描かれます。一方で、法律やビジネスの専門的な文脈では、due diligence(相当な注意/デューデリジェンス)という形で頻繁に登場します。これは、ある決定を下す前に、不備がないか慎重に調査し、確認義務を果たすことを意味します。
勤勉な努力: His diligence in studying(彼の勤勉な勉強)
法的な注意義務: exercise due diligence(相当な注意を払う)
類義語との違いindustryも勤勉と訳されますが、industryはより産業的な、つまり効率的に大量の仕事をこなす活動的な側面が強い言葉です。対してdiligenceは、細部へのこだわりや正確さ、そして誠実なプロセスを重視するニュアンスが含まれます。
また、persistence(粘り強さ)が困難に直面しても諦めないことに焦点を当てるのに対し、diligenceは日々のルーチンや義務を正確に遂行することに重点が置かれています。
文法的な注意点
不可算名詞として扱われるため、通常は冠詞をつけずに使用されます。また、形容詞形であるdiligent(勤勉な)の方が日常会話ではより頻繁に使われる傾向にあります。
意味
任務や目標を達成するための、絶え間なく真面目で精力的な努力
His diligence in studying for the bar exam paid off when he passed with honors.
司法試験に向けた彼の勤勉な勉強は、優秀な成績で合格するという結果に結びついた。
義務を遂行したり事実を確認したりする際に見せる、慎重かつ徹底した姿勢
The lawyer exercised due diligence before finalizing the merger agreement.
弁護士は合併契約を最終決定する前に、相当な注意を払って調査を行った。