prognosis
prognosisは、主に医学的な文脈で予後として使われる専門用語です。これは単なる未来の予測ではなく、診断に基づいた病状の経過や、最終的にどのような結果(回復するか、悪化するかなど)になるかという医学的な見通しを指します。日本語の予後という言葉が持つ、治療後の経過を追うというニュアンスを正確に反映しています。
比喩的な表現として、医学以外の分野(経済や政治など)で、現在の状況から導き出される予測や見通しという意味で使われることもあります。ただし、日常的な予測には prediction や forecast が使われるため、prognosis を使う場合は、より分析的で、深刻な状況や専門的な判断が伴う文脈であることが一般的です。
類義語との使い分け
prediction: 最も一般的で幅広い予測を指します。根拠がある場合もあれば、単なる勘や直感である場合もあります。
forecast: 気象予報や経済予測のように、データに基づいた統計的な予測に用いられます。
prognosis: 専門的な診断や分析に基づいた予後や見通しであり、特に結果としてどうなるかという結末に焦点が当てられます。
注意すべき点
日本語で予測と言うとき、英語では状況に応じてこれらの単語を使い分ける必要があります。例えば、天気を予測する場合は forecast を使い、病気の経過を予測する場合は prognosis を使います。ここで prognosis を天気の予測に使うと非常に不自然になります。
❌ The weather prognosis for tomorrow is rainy.
✅ The weather forecast for tomorrow is rainy.
また、文法的には不可算名詞として扱われることが多いですが、具体的な個別の予測事例を指す場合には可算名詞として扱われることもあります。
意味
病気の経過および結果に関する医学的な予測
The doctor gave a positive prognosis for a full recovery.
医師は完全回復に向けて前向きな予後を告げた。
現在のデータや傾向に基づいた、状況の将来的な結果に関する予測
Economists have provided a grim prognosis for the national economy over the next decade.
経済学者は、今後十年の国家経済について厳しい予測を出している。
例文
The doctor gave a positive prognosis for a full recovery.
医師は完全回復に向けて前向きな予後を告げた。
Economists provided a grim prognosis for the national economy.
経済学者は、国家経済について厳しい予測を出した。