morbidity
morbidityは、医学的な文脈と心理的な文脈で全く異なる意味を持つ単語です。医学的な文脈では、単に病気であることや、集団内での罹患率という統計的な指標を指し、客観的な健康状態の分析に用いられます。一方で、心理的な文脈では、不健全なものへの執着や精神的な異常さを指すため、非常にネガティブなニュアンスを含みます。
医学的統計と心理的状態の区別
医学分野でmorbidityが使われる場合、多くはmortality(死亡率)と対比して使用されます。mortalityが死に焦点を当てるのに対し、morbidityは生きながらに病気を抱えている状態やその頻度に焦点を当てます。例えば、ある治療法が死亡率を下げたとしても、生存者の罹患状態(生活の質を低下させる合併症など)が悪化する場合があり、この区別は公衆衛生上の議論において極めて重要です。
日本語における誤用への注意
日本語でモビリティと言うと、一般的にmobility(可動性や流動性)を指すことが多いですが、この単語は綴りが異なるmorbidityです。また、心理的な意味での病的な関心として使う場合、単に病気への興味という意味ではなく、死や腐敗、あるいは道徳的に許容されない事柄への異常な執着を指します。そのため、日常会話で単に病気に関心があると言いたい時にこの言葉を使うと、相手に精神的な異常があるという非常に強い誤解を与える可能性があるため注意が必要です。
意味
病気であること、または不健康な状態であること
The study focused on the morbidity of the population in the rural district.
その研究は、農村地域の人口の罹患状態に焦点を当てた。
特定の集団内における特定の疾患の発生率または有病率
Researchers are tracking the morbidity of type 2 diabetes across different age groups.
研究者たちは、異なる年齢層における2型糖尿病の罹患率を追跡している。
死や腐敗といった不健全な主題への執着や、異常な精神状態
The author's writing is characterized by a certain morbidity that fascinates the reader.
その著者の文章は、読者を魅了するある種の病的な関心によって特徴づけられている。