remission
医学的な文脈での使用
医学分野において remission は、がんや自己免疫疾患などの慢性疾患の症状が軽減または消失した状態を指します。日本語では寛解と訳されます。ここで重要なのは、cure(完治)とは異なる点です。cure は病気が完全に根絶され、再発の可能性がない状態を指しますが、remission は症状がコントロールされており、現在は見られないものの、将来的に再発する可能性がある状態を含みます。
完全寛解: complete remission
部分寛解: partial remission
債務や義務の免除
法律や金融の文脈では、支払うべき債務、税金、罰金などが取り消されたり、免除されたりすることを指します。日本語では免除や減免と訳されます。例えば、学生ローンの返済義務がなくなる場合などに使われます。
宗教的・精神的な赦し
宗教的な文脈では、特にキリスト教において、罪が許されること(赦免)を意味します。forgiveness と似ていますが、remission はより形式的で、神による罪の消滅というニュアンスが強く含まれます。
自然現象の緩和
嵐や激しい天候などが一時的に弱まり、落ち着いた状態になることを指します。日本語では小康状態や緩和と表現されます。abate や subside と同様の状況で使われますが、remission は一時的な中断や軽減という側面が強調されます。
意味
慢性疾患や悪性疾患の徴候および症状の軽減または消失
"The patient was placed in complete remission after the chemotherapy treatment."
化学療法を受けた後、患者は完全寛解の状態となった。
債務、税金、または罰金の取り消しまたは軽減
"The government granted a partial remission of the student loans to those in low-income brackets."
政府は低所得層の人々に対し、学生ローンの部分的な免除を認めた。
特に神のような超越的な力による、罪や過ちの許し
"The prayer was a plea for the remission of his sins."
その祈りは、自らの罪の赦免を求める嘆願であった。