maturity
この単語は、文脈によって人間としての成長と金融上の期限という、全く異なる二つの意味で使い分けられます。日本語ではどちらも成熟や満期と訳されますが、英語ではその対象が人間か、あるいは契約や債券かによって明確に区別されます。
意味の使い分けとニュアンス
精神的、身体的な文脈で使われる場合、単に年齢を重ねることではなく、感情のコントロールができていることや、判断力が備わっているという成熟した状態を指します。例えば、若くても精神的に大人びている場合に maturity という言葉が使われます。一方で、金融の文脈では、投資したお金や保険金を受け取ることができる満期という特定の時点を指します。
精神的な成熟の例: emotional maturity(感情的な成熟)
金融的な満期の例: date of maturity(満期日)
類義語との違い
人間について述べる際、adulthood と混同しやすいですが、adulthood は法的な成人であることや、人生の段階としての成人期という客観的な状態を指します。それに対し maturity は、内面的な成熟度という主観的または質的な成長を指します。したがって、法的に成人していても精神的に未熟な場合は、adulthood には達していても maturity には欠けていると表現されます。
文法的な注意点
この単語は不可算名詞として扱われることが一般的です。特に精神的な成熟度について述べる際は、数えられない概念として扱います。ただし、金融上の満期日や特定の成熟段階を指す場合には、文脈に応じて可算名詞的に扱われることがあります。
Uncountable when describing the quality of being grown or sensible (she has great maturity). Countable when referring to the specific dates or stages of development (the various maturities of the bond portfolio).
意味
身体的、精神的、または感情的に十分に成長した状態
The child showed remarkable maturity during the crisis.
その子は危機的な状況の中で、驚くべき成熟さを見せた。
金融商品や保険契約の支払期限となる日
The bond reaches maturity in ten years.
その債券は10年で満期を迎える。
例文
The young athlete showed surprising maturity in handling the defeat.
その若いアスリートは、敗北への対処において驚くべき成熟さを見せた。
The investment will reach maturity at the end of the fiscal year.
その投資は会計年度末に満期を迎える。