completion
completionは、単に何かが終わることではなく、必要なすべてのステップや要素が揃い、目的の状態に達したという完結や完成のニュアンスを強く持ちます。単なる終了を意味する end や finish よりも、計画されていたプロセスが最後までやり遂げられたという達成感や、法的な手続きがすべて完了したという形式的な充足感を含みます。
文脈による使い分け
物理的な完成や達成: 建物や作品などが完成した状態を指します。例えば、パズルの最後のピースをはめて全体が揃ったときや、建築プロジェクトが完了したときに使われます。
手続きや義務の履行: 契約書への署名や、法的な要件を満たすことなど、形式的なプロセスをすべて終えることを指します。ビジネスや法律の文脈では履行と訳されることが多く、単に時間が経過して終わったのではなく、必要な条件をすべて満たしたことを強調します。
注意すべき点
日本語の完了は非常に幅広く使われますが、英語の completion は欠けていたものが埋まり、完全な状態になるという感覚が根底にあります。そのため、単に会議が終わったという場合には completion ではなく end や conclusion を使うのが自然です。
❌ The completion of the meeting(会議の完了:不自然です)
✅ The completion of the contract(契約の締結・履行:適切です)
✅ The completion of the building(建物の完成:適切です)
意味
何かを終わらせる行為または過程
"The completion of the project took longer than expected."
プロジェクトの完了には予想以上の時間がかかった。
終わっている状態、または完全な状態になっていること
"The completion of the puzzle brought a sense of satisfaction."
パズルを完成させたことで満足感を得られた。
書類やフォームの空欄をすべて埋める行為
"The completion of the application is required for processing."
手続きには申請書の記入完了が必要である。