continence
continenceは、主に身体的な制御と精神的な自制という二つの異なる文脈で使用されます。日本語ではどちらも抑制や自制と訳されることがありますが、英語ではその対象が明確に区別されています。
身体的な制御としての用法
医学的な文脈では、主に膀胱や腸の排泄をコントロールできる能力、すなわち自制能を指します。この意味で使われる場合、対義語は incontinence(失禁)となります。例えば、手術後の回復状況や、加齢に伴う身体機能の変化について述べる際に用いられる専門的な用語です。
正しい例: The patient regained continence after the surgery.(その患者は手術後、排泄の自制能を取り戻しつつある。)
精神的・道徳的な自制としての用法
もう一つの意味は、特に性的衝動や食欲などの本能的な欲求を抑える禁欲や節制です。これは単なる一時的な我慢ではなく、宗教的な信念や道徳的な規律に基づいたライフスタイルとしての自己抑制を指すことが多い傾向にあります。abstinence(断つこと)に近い意味を持ちますが、continenceはより包括的な制御できている状態に重点が置かれます。
正しい例: The monk lived a life of strict continence and prayer.(その僧侶は厳格な禁欲と祈りの生活を送った。)
注意すべき点
この単語は日常会話で頻繁に使われる言葉ではなく、医学的レポートや宗教的・哲学的な文章などのフォーマルな文脈で使われます。日常的に我慢するや自制すると言いたい場合は、self-control や restraint を使うのが一般的です。また、日本語のコンティネンスというカタカナ表記で使われることはほぼないため、文脈に応じて自制能か禁欲かを正しく判断して使い分ける必要があります。
意味
膀胱や腸の排泄をコントロールできる能力
The patient is regaining continence after the surgery.
その患者は手術後、排泄の自制能を取り戻しつつある。
特に性的衝動や食欲に関する自己抑制
The monk lived a life of strict continence and prayer.
その僧侶は厳格な禁欲と祈りの生活を送った。