common law
慣習法 / 事実婚
名詞
common lawは、主に英米法圏において、議会が制定した法律(statutory law)ではなく、過去の裁判例の積み重ねによって形成された法体系を指します。この体系では、以前の裁判での判断が後の裁判を拘束するという先例拘束性の原則が非常に重要視されます。
法体系としての性質
この言葉が法的な文脈で使われる場合、単なる一般的な法律ではなく、特定の法制度としての慣習法を意味します。例えば、ある事案に対して明文化された法律が存在しない場合、裁判官は過去の類似ケース(判例)を参照して判決を下します。これにより、社会の変化に合わせて柔軟に法的な解釈が更新されていくという特徴があります。
家庭法における特殊な意味
法制度としての意味以外に、日常的な文脈では事実婚を指して使われることがあります。これは、正式な婚姻届の提出や結婚式などの法的手続きを経ていないものの、実態として夫婦同然の生活を送っている状態を指します。地域や管轄区域によって、この状態にあるカップルに法的な権利や義務が認められるかどうかが異なるため、文脈に応じて慣習法なのか事実婚なのかを判断する必要があります。
意味
名詞慣習法
制定法や憲法ではなく、裁判所の判決や慣習から導き出された法体系であること
The judge relied on common law precedents to decide the case.
裁判官は、その事件を裁くために慣習法の判例に依拠した。
名詞事実婚
正式な儀式を行わずに一定期間同居していることで、管轄区域によって認められる結婚形態であること
They have been in a common law marriage for ten years.
彼らは事実婚状態で十年を過ごしている。
関連語
case lawprecedentcivil lawstatutory lawjudgecourtjurisdictionstare decisisrulingverdictjudgmentlitigationlawsuitattorneybarristersolicitormagistratejusticeequitystatutelegislationcodeordinanceregulationconstitutioncasetrialhearingappealappellate courtsupreme courtjuryplaintiffdefendantcounselbriefopiniondoctrineprinciplerightdutyliabilitynegligencetortcontractcriminal lawcustomtraditionnormlegal remedydamagesinjunctionwritjurisprudencebindingpersuasiveoverruledistinguishcase studylawyercourtroombenchgaveldepositiontestimonyevidenceburden of proofdue processrule of law