tunnel vision
tunnel visionは、物理的な視覚障害と、比喩的な心理状態という二つの異なる文脈で使用されます。物理的な意味では、周囲の視界が失われ、まるでトンネルの中から覗いているかのように中心部しか見えない状態を指します。一方、比喩的な意味では、特定の目標や考えに固執しすぎて、他の重要な要素や代替案を完全に無視してしまう、極めて限定的な思考状態を表現します。
比喩的な表現と心理的ニュアンス
比喩的に使われる場合、多くは否定的なニュアンスを含みます。柔軟性を欠いた頑固な態度や、過度な集中による判断力の低下を指摘する際に用いられます。例えば、ビジネスシーンで狭い視野に陥っていると言えば、それは単に集中しているということではなく、周囲の状況やリスクを軽視しているという警告に近い意味になります。
focus(集中する)がポジティブな能力として捉えられるのに対し、tunnel visionは盲目的な執着というネガティブな側面が強調されます。
narrow-minded(心の狭い、偏狭な)が性格や価値観の狭さを指すのに対し、tunnel visionは特定の状況下での認識の欠如や、一時的な思考の硬直化を指すことが多いです。
医学的文脈での使用
医学的な文脈では管状視野と訳され、緑内障などの疾患や、極度のストレス、あるいは失神直前の血圧低下によって起こる視覚的な症状を指します。この場合、心理的な比喩ではなく、実際に物理的に周辺視野が欠損している状態を客観的に記述するために使用されます。
意味
他のあらゆる考慮事項や視点を排除し、単一の目標や目的にのみ集中している状態
The CEO's tunnel vision regarding the merger prevented him from seeing the risks in the market.
合併に関する最高経営責任者の狭い視野のせいで、彼は市場のリスクに気づくことができなかった。
医学的な状態や極度のストレスによって引き起こされる、中心部の視界のみが残り、周辺視野が失われること
The patient complained of tunnel vision before the fainting spell occurred.
患者は、失神が起こる前に管状視野の症状を訴えた。