cognitive
/ˈkɒɡnɪtɪv/
知覚、記憶、思考、判断といった、人間が情報を処理し理解する精神的なプロセス全般を指します。単に頭が良いということではなく、脳がどのように情報を認識し、処理し、記憶に定着させるかという仕組みに焦点を当てた言葉です。
概念的な使い分け
心理学や医学の分野で頻繁に用いられ、特に cognitive function(認知機能)や cognitive bias(認知バイアス)といった形で使われます。後者の cognitive bias は、論理的な思考ではなく、直感や先入観によって判断が歪められる心理現象を指し、日常的な意思決定の癖を説明する際に非常に重要な概念です。
正しい例: cognitive development(認知発達)
正しい例: cognitive impairment(認知機能障害)
注意すべき点
日本語で認知と言う場合、単に何かを認める(acknowledge)という意味で使われることがありますが、cognitive はあくまで脳の処理能力や精神的なメカニズムに関する専門的な文脈で使われます。したがって、単に事実を認めるという意味でこの単語を使うことはできません。
文法的には形容詞であり、常に名詞を修飾します。不可算名詞的な概念を伴うことが多いため、単数・複数の区別よりも、どの精神的プロセス(記憶なのか、言語能力なのか、判断力なのか)を指しているのかという文脈が重要になります。
意味
知覚、記憶、判断、および推理といった精神的な過程に関連し、その一部であるか、あるいはそれらを含む状態
"The patient suffered from cognitive impairment following the stroke."
その患者は脳卒中の後、認知機能障害に苦しんでいた。