burnout
burnoutは、主に人間関係や仕事における精神的な疲労と、電気回路などの物理的な故障という、全く異なる二つの文脈で使用されます。日本語ではどちらも燃え尽きるや焼き切れると訳されますが、英語ではその対象によって意味が明確に分かれています。
精神的な疲労としての用法
心理的な文脈では、過剰なストレスや過労が長期的に続いた結果、心身ともにエネルギーを使い果たし、意欲や活力を完全に失った状態を指します。単なる疲れではなく、回復に時間がかかる深刻な疲労状態である点が特徴です。日本語の燃え尽き症候群に相当します。
❌ I am burnout(burnoutは名詞であるため、形容詞的に使う場合は burnt out とします)
✅ I am burnt out(私は燃え尽きてしまった)
✅ He is suffering from burnout(彼は燃え尽き症候群に苦しんでいる)
物理的な故障としての用法
電気的な文脈では、電球のフィラメントやヒューズなどが、過剰な電流や熱によって物理的に破壊され、機能しなくなることを指します。日本語では焼き切れると表現するのが自然です。
✅ The light bulb burnt out(電球が焼き切れた)
✅ The fuse has burnt out(ヒューズが焼き切れた)
類義語との使い分け
精神的な疲労を表す際、exhausted や tired と混同されやすいですが、ニュアンスが異なります。tired は一時的な疲れであり、exhausted は極度の疲労を指しますが、どちらも十分な休息で回復することが期待されます。一方で burnout は、精神的な限界を超えて空っぽになった状態であり、単なる睡眠や休暇だけでは解決しない、より構造的で深刻な状態を指します。
意味
過度で長期的なストレスによって引き起こされる、感情的、身体的、および精神的な疲労状態
After working eighty hours a week for a year, he suffered a complete burnout.
週に80時間も1年間働き続けた結果、彼は完全に燃え尽きてしまった。
過熱や過電流による、ヒューズや電球などの電気部品の故障
The power surge caused a total burnout of the circuit board.
電力サージによって回路基板が完全に焼き切れた。