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transonic

遷音速の
形容詞

transonicは、空気の流れが音速に近い速度にある状態を指します。この速度域では、機体の一部では音速より遅い流れ(亜音速)が発生し、別の部分では音速を超える流れ(超音速)が発生するという、非常に不安定で複雑な気流の状態になります。航空力学において、この速度域での空気抵抗の急増や衝撃波の発生は極めて重要な課題となります。

速度域の区分と使い分け

航空宇宙分野では、速度に応じて以下のように使い分けられます。

subsonic:音速より遅い速度(亜音速)を指します。
transonic:音速付近で、亜音速と超音速が混在する速度(遷音速)を指します。
supersonic:完全に音速を超えた速度(超音速)を指します。
hypersonic:音速の5倍以上の極めて高い速度(極超音速)を指します。

実用上の文脈と注意点

この用語は主に航空機やミサイルの設計、風洞実験などの専門的な文脈で使用されます。日常会話で使われることはほとんどありませんが、技術文書やニュースで遷音速領域という表現が出てきた場合は、単に速いということではなく、音速の壁を突破しようとする過渡的な状態にあることを意味しています。例えば、transonic flow(遷音速流)やtransonic aircraft(遷音速機)といった形で用いられます。

意味

形容詞遷音速の

物体周囲の気流に亜音速領域と超音速領域の両方が混在する速度範囲に関する状態で、通常は音速に近い速度である様子

The aircraft entered the transonic regime as it approached the speed of sound.

その航空機は音速に近づくにつれ、遷音速領域に入った。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error