all-encompassing
all-encompassingは、ある範囲の中にあるすべての要素や側面を、漏れなく完全に包み込んでいる状態を指します。単に数が多いということではなく、質的な広がりや、あらゆる可能性を網羅しているという包括性に重点が置かれた表現です。
例えば、ある計画が all-encompassing であると言う場合、それは単に詳細であるだけでなく、想定されるあらゆるリスクや機会、関係者の要望などがすべて考慮されていることを意味します。日本語では包括的なや全般的なと訳されますが、英語の all-encompassing は、それらが一つの大きな枠組みの中に完全に統合されているという、より強い一体感や完結したニュアンスを含んでいます。
類義語との使い分けcomprehensive と非常に似ていますが、comprehensive は主に詳細で、必要な情報がすべて揃っているという実用的な網羅性を指します。一方で all-encompassing は、より抽象的で広範な概念や、感情、哲学、あるいは支配的な影響力などがすべてを飲み込んでいるという感覚で使われることが多い傾向にあります。
comprehensive:詳細な報告書や、広範な保険プランなど、実務的な網羅性。
all-encompassing:人生観や、あらゆる状況に適用される普遍的な理論など、概念的な包括性。
注意すべき表現と文脈
この言葉は非常に強い意味を持つため、日常的な小さな事柄に使うと大げさに聞こえることがあります。また、文脈によってはすべてを支配するというニュアンスが含まれるため、ポジティブな意味(完璧な計画など)だけでなく、ネガティブな意味(逃げ場のない状況や、過剰な管理など)で使われることもあります。
❌ an all-encompassing shopping list(買い物リストに使うには大げさすぎます。detailed や complete が適切です)
✅ an all-encompassing vision for the future(未来に対する包括的なビジョン)
✅ an all-encompassing sense of dread(すべてを飲み込むような絶望感)
意味
あらゆること、または特定の主題や状況のあらゆる側面を含んでいるか、あるいは網羅している様子
The new legislation provides an all-encompassing framework for environmental protection.
新しい法律は、環境保護のための包括的な枠組みを提供している。