sadism
sadismは、他者に身体的または精神的な苦痛を与えることで快感を得る心理的な傾向を指します。もともとは精神医学や心理学の専門用語として定義されましたが、現代では日常会話や文学的な表現においても、残酷な楽しみを好む性格や行動を形容するために使われます。
意味上の注意点とニュアンス
この言葉は、単に残酷であることよりも、相手が苦しむ様子を見て快感や満足感を覚えるという能動的な快楽主義の側面が強く含まれています。そのため、単なる攻撃性や怒りによる暴力とは区別されます。
また、対義的な概念として、他者に支配されたり苦痛を与えられたりすることに快感を覚えるmasochism(マゾヒズム)があります。これら二つの傾向が組み合わさった状態をsadomasochismと呼びます。
日本語におけるカタカナ語との違い
日本語でもサディズムやサディストというカタカナ語が定着していますが、英語のsadismはより臨床的、あるいは深刻な文脈で使われることが多い傾向にあります。日本語の日常会話ではドSのように冗談めかして使われることがありますが、英語でsadismという言葉を使う際は、非常に強い意味を持つため、文脈によってはかなり深刻な人格上の欠陥や精神的な疾患を示唆することになります。
冗談で彼はちょっとサディストだねと言いたい時に He is a bit of a sadist. と使うと、相手に深刻な残酷さを想起させ、不自然に聞こえる場合があります。
臨床的な文脈や、真に冷酷な人物を記述する場合: The clinical study focused on the traits of sadism.(その臨床研究はサディズムの特性に焦点を当てた。)
文法的な特徴sadismは不可算名詞であり、概念や傾向を指します。一方で、そのような傾向を持つ人を指す場合は、可算名詞であるsadist(サディスト)を使用します。
意味
他人に痛みや苦しみ、あるいは屈辱を与えることで快感、特に性的快感を得る傾向
The psychiatrist noted a disturbing streak of sadism in the patient's behavior.
精神科医は、その患者の行動にサディズムという不穏な傾向があることに気づいた。