fight-or-flight
fight-or-flightは、生物が生存を脅かすような強いストレスや危険に直面した際に、本能的に引き起こされる生理的な反応を指します。この状態になると、身体は即座に戦って抵抗するか、あるいは全力で逃げ出すかのどちらかを選択できるよう、心拍数の上昇や呼吸の加速といった準備状態に入ります。
生理的メカニズムと心理的影響
この反応は主に自律神経系によって制御されており、アドレナリンなどのホルモンが放出されることで、筋肉への血流が増加し、感覚が鋭くなります。現代社会においては、物理的な危険だけでなく、激しい口論や極度の緊張感がある場面など、心理的なストレスに対してもこの反応が起こることがあります。そのため、単なる生物学的な用語にとどまらず、パニック状態や強い不安感を表す文脈でも使われます。
類義語との使い分けstress response(ストレス反応)という言葉と似ていますが、fight-or-flightはより具体的で激しい、生存本能に根ざした急激な身体変化に焦点を当てた表現です。一方でstress responseは、慢性的なストレスによる疲労や、より緩やかな心身の変化までを含む広範な概念を指します。したがって、心拍数が急上昇し、身体が極限状態にある様子を強調したい場合にはfight-or-flightを用いるのが適切です。
意味
有害な出来事や攻撃、または生存への脅威を感じた際に起こる生理反応に関するもので、身体を戦って抵抗するか、あるいは危険から逃げ出すかの準備をさせる状態
The fight-or-flight response triggers a surge of adrenaline and an increased heart rate.
闘争か逃走かの反応によって、アドレナリンが急増し心拍数が上昇する。