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hypervigilance

過覚醒
名詞

hypervigilanceは、単なる注意深さや警戒心を超えた、病的なレベルでの過剰な警戒状態を指します。主に心的外傷後ストレス障害(PTSD)や強い不安障害などの精神医学的な文脈で用いられる専門用語であり、本人が意図的に行っているのではなく、脳が生存本能として自動的に反応している状態を表現します。

心理的なメカニズムと特徴

この状態にある人は、周囲の環境に潜在的な脅威がないか常にスキャンしており、他の人が気にとめないような小さな音や動きに対しても過剰に反応します。これは、過去のトラウマによって世界は危険な場所であるという認識が固定され、再び被害に遭わないように身を守ろうとする防衛本能の現れです。そのため、身体的には常に緊張状態にあり、不眠や集中力の低下、イライラしやすさなどの症状を伴うことが一般的です。

vigilanceとの違い

vigilance警戒用心という中立的または肯定的な意味で使われるのに対し、hypervigilancehyper-(過剰な)という接頭辞は、その状態が適応範囲を超えており、本人にとって苦痛であることや、日常生活に支障をきたしていることを示唆します。

vigilance: 警備員が周囲を警戒する、あるいは注意深く監視するといった適切な警戒心。
hypervigilance: 誰もいない静かな部屋にいても、誰かが背後にいるのではないかと不安でたまらず、絶えず周囲を確認してしまうような過覚醒状態。

意味

名詞過覚醒

トラウマや不安障害に起因することが多い、潜在的な脅威に対する警戒心や感受性が異常に高まった状態

The patient exhibited extreme hypervigilance, scanning every room for exits and potential dangers.

その患者は極度の過覚醒状態にあり、どの部屋に入っても出口や潜在的な危険がないかを確認していた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error