malady
病気 / 弊害
名詞
複数形: maladies
maladyは、単なる一時的な体調不良ではなく、根深く、治療や解決が困難な病いや弊害を指す言葉です。日常会話で使われるillnessやdiseaseよりも形式張った響きがあり、文学的な文脈や、社会的な問題を論じる際に好んで使われます。
身体的な疾患と社会的な弊害
この単語の最大の特徴は、身体的な病気だけでなく、社会や組織が抱える深刻な欠陥や道徳的な退廃を比喩的に表現できる点にあります。例えば、政治的な腐敗や経済的な停滞を、あたかも社会が罹っている病であるかのように描写する場合に非常に有効です。
身体的な例: a mysterious malady(原因不明の病)
社会的な例: the social malady of poverty(貧困という社会的な弊害)
類義語との使い分け
diseaseは医学的な診断名や特定の病原体による疾患を指し、illnessは本人が感じる不調や病気である状態という主観的な側面に重点を置きます。対してmaladyは、その状態がもたらす苦しみや深刻さ、あるいは解決すべき根深い問題というニュアンスを強く含みます。そのため、単に風邪を引いているという状況でmaladyを使うと、大げさで不自然な印象を与えます。
意味
名詞病気
身体に影響を及ぼす疾患や不調
"The doctor struggled to diagnose the mysterious malady."
医師はその不可解な病気の診断に苦心した。
名詞弊害
社会、組織、またはシステム内部にある深刻な問題や根深い欠陥
"Corruption is a malady that has plagued the government for decades."
汚職は、数十年にわたって政府を苦しめてきた弊害である。