microarray
microarrayは、主にバイオテクノロジーと電子工学という二つの異なる専門分野で使用される用語です。どちらの文脈においても、共通しているのは微小な要素が格子状に大量に配置されているという構造的な特徴です。
生物学的な文脈での利用
生命科学の分野では、主に遺伝子発現解析に用いられるチップを指します。数千もの異なるDNA配列を基板上に固定し、サンプル中のRNAと結合させることで、どの遺伝子がどの程度働いているかを一斉に調べる手法です。これにより、個別の遺伝子を一つずつ調べるのではなく、ゲノム全体の挙動を俯瞰的に把握することが可能になります。
電子工学的な文脈での利用
ハードウェア設計の分野では、センサーやメモリ、あるいは特定の演算ユニットなどの微小な電子部品を、高密度に配列させた集積回路を指します。これにより、信号処理の高速化やデータ転送効率の向上が期待でき、高性能なプロセッサやイメージセンサーなどの基幹技術として活用されています。
意味
多くの遺伝子の発現を同時に解析するために使用される、数千個の微小なDNA、RNA、またはタンパク質のスポットを含む小型のスライドまたはチップのこと
The researchers used a DNA microarray to identify which genes were active in the cancer cells.
研究者は、がん細胞の中でどの遺伝子が活性化しているかを特定するためにDNAマイクロアレイを使用した。
単一の基板上に格子状に配置された多数の微小な電子部品で構成される集積回路のこと
The new processor architecture utilizes a high-density microarray to improve data throughput.
新しいプロセッサアーキテクチャは、データスループットを向上させるために高密度のマイクロアレイを利用している。