exon
エキソン
名詞
複数形: exons
exonは、遺伝子の中で実際にタンパク質へと翻訳される情報を保持している領域を指します。転写後の過程で、不要な部分であるintronが取り除かれ、残ったexon同士が結合することで、最終的なメッセンジャーRNA(mRNA)が形成されます。
スプライシングと多様性
一つの遺伝子から異なる種類のタンパク質を作り出す仕組みとして、alternative splicingという現象があります。これは、どのexonを組み合わせてmRNAを作るかを細胞が選択することで、単一の遺伝子から複数の異なる機能を持つタンパク質を生成できる仕組みです。これにより、生物は限られた数の遺伝子で非常に複雑な機能を実現しています。
イントロンとの対比exonとintronは対照的な概念です。exonが発現する(expressed)領域であるのに対し、intronは介入する(intervening)領域であり、最終的なタンパク質の構造には寄与しません。研究や診断の文脈では、特定のexonにおける塩基配列の変異が、疾患の原因となるタンパク質の異常に直結するため、非常に重要な分析対象となります。
意味
名詞エキソン
タンパク質またはペプチド配列をコードする情報を含む、DNAまたはRNA分子の断片であること
The researchers identified a mutation in the third exon of the gene.
研究者たちは、その遺伝子の第3エキソンに突然変異があることを突き止めた。