luff
luffは主にセーリングの専門用語であり、船首を風上に向かせることで帆に当たる風の角度を変える動作を指します。これにより、帆が風を捉えられなくなり、パタパタとはためく状態になります。この動作は、速度を意図的に落としたいときや、進路を調整したいときに非常に重要なテクニックです。
動作と状態の区別
この単語は動詞と名詞の両方で使われます。動詞として使われる場合は、船を風上に向かわせるという能動的な操作(風上に切り込むこと)を意味します。一方で名詞として使われる場合は、その操作の結果として帆が震えている状態(ラフ)や、その行為自体を指します。
tackとの違い
似た概念にtackがありますが、luffはあくまで風上に向かう動作そのものや、それによる帆の状態に焦点を当てています。対してtackは、風上に向かってジグザグに走行する航法全体や、船首を風上に向けさせて方向転換する一連の操船動作を指します。つまり、tackを行う過程で、一時的にluffの状態になることがあります。
意味
帆船を風上に向かわせ、帆をはためかせたり風圧を失わせたりすること
The captain ordered the crew to luff to slow the boat's progress.
船長はボートの速度を落とすため、乗組員に風上に切り込むよう命じた。
帆船の船首を風上に向かせ、帆が震え始めるようにすること
He luffed the yacht just enough to reduce the speed of the approach.
彼は接近速度を落とすために、ヨットをちょうどいい具合に風上に切り込ませた。
船を風上に向かせる行為、または風上に寄りすぎて帆が震えている状態
The boat entered a luff as the wind shifted suddenly.
風向きが急に変わったため、ボートはラフの状態に入った。