keel
船の構造に関する専門用語として、船底の中央を縦に貫く竜骨や、船の安定性を保つためのキールを指します。これらは船の背骨のような役割を果たし、直進性を高めたり、横方向への流れを防いだりする重要な部品です。
比喩的な表現と慣用句
物理的な構造だけでなく、動詞としてひっくり返るや倒れるという意味で使われることがあります。特に keel over という句動詞は、船が転覆することから転じて、人が突然意識を失って倒れる様子や、動物が死ぬことを表現する際に非常に頻繁に用いられます。
❌ He fell over(単に転んだ)
意識を失って倒れた場合: He keeled over
注意すべき点
日本語でもキールというカタカナ語が使われますが、これは主にヨットや船舶の専門的な文脈に限られます。日常会話で keel が出てきた場合、特に over と組み合わさっているときは、船のことではなく急に倒れるという身体的な状態を指している可能性が高いため、文脈による判断が必要です。
意味
船の船首から船尾まで伸びる縦方向の構造材で、船体の主要な背骨としての役割を果たすもの
"The ship was hauled into the dry dock to repair a crack in the keel."
竜骨の亀裂を修理するため、船は乾ドックに引き上げられた。
船体の最下部にある、安定性を高め、船が横方向に流されるのを防ぐ部分
"The racing yacht has a deep lead keel for maximum stability in high winds."
帆船が風に逆らって直進し続けるためには、深いキールが不可欠である。
掃除や修理のために、船やボートを横向きにするか、または逆さまにすること
"The crew had to keel the vessel to scrape barnacles off the bottom."
船員たちは船底のフジツボを削り取るため、ボートを傾けて底を上げる必要があった。
完全にひっくり返ること。主に船の転覆や、人の失神について使われる
"After running the marathon in the heat, he suddenly keeled over at the finish line."
強い突風が吹いたとき、小さなヨットが突然転覆した。
病気や疲労により、突然倒れたり崩れ落ちたりすること
マラソンの最中、彼は熱中症で突然倒れた。