fixed cost
fixed costは、ビジネスや会計の文脈で、売上や生産量などの活動レベルが変動しても、支払額が変わらない費用のことを指します。例えば、オフィスの家賃や正社員の基本給、設備の減価償却費などがこれに該当します。これらの費用は、事業を運営し続けるために不可欠な基盤となるコストであり、生産量がゼロであっても発生し続けるという特徴があります。
variable costとの対比fixed costを理解する上で最も重要なのが、variable cost(変動費)との違いです。variable costは原材料費や配送費のように、生産量や販売量に比例して増減する費用を指します。経営分析においては、これら二つのコストを明確に分けることで、損益分岐点(ブレイクイーブンポイント)を算出し、どれだけの量を販売すれば赤字を脱して利益が出始めるかを判断します。
実務的な視点と注意点
実務上、完全に固定された費用だけでなく、ある一定の範囲内では固定であるものの、規模が大幅に拡大すると段階的に増加する費用(準固定費)が存在することに注意が必要です。例えば、従業員数が増えて現在のオフィスに入り切らなくなり、より広いオフィスへ移転して家賃が上がった場合、それは新たなfixed costの段階に移行したことになります。このように、短期的には固定していても、長期的には変動し得るという視点が重要です。
意味
生産される財やサービスの量に関わらず、一定に保たれる事業費用であること
The company must cover its fixed costs, such as rent and insurance, before it can make a profit.
企業が利益を上げる前に、家賃や保険料などの固定費を賄わなければならない。