utility
utilityは、文脈によって役に立つこと(有用性)、公共サービス(公共事業)、実用的な道具(実用品)という大きく異なる3つの意味を持ちます。日本語ではこれらを全く別の言葉で使い分けるため、文脈からどの意味で使われているかを判断することが重要です。
意味の使い分けとニュアンス
まず、最も一般的なのが有用性という意味です。ある物事がどれだけ役に立つか、あるいは経済的な利益や利点があるかという概念を指します。例えば、ソフトウェアの機能がどれだけ便利かを議論する際に使われます。
次に、インフラとしての公共事業という意味があります。これは水道、電気、ガスなどの生活に不可欠な公共サービスを指します。英語では public utilities と表現されることが多く、請求書(utility bill)などの文脈で頻繁に登場します。
最後に、実用品としての意味です。これは装飾性や美しさよりも、特定の目的を果たすための機能性が優先された道具や車両を指します。例えば、utility knife(カッターナイフ)や utility vehicle(多目的車両)などがこれに当たります。
注意すべき混同と使い分け
日本語でユーティリティというカタカナ語が使われる場合、多くはコンピューターの utility software(特定の目的のために設計された補助的なプログラム)を指します。しかし、英語の utility はそれよりも遥かに広い範囲をカバーします。
有用性の例: The utility of this tool is limited in professional settings.(専門的な環境において、このツールの有用性は限られている。)
公共事業の例: The city is upgrading the water utility infrastructure.(市は水道の公共インフラを更新している。)
実用品の例: The vehicle was designed as a utility truck for farm work.(その車両は農作業用の実用トラックとして設計された。)
また、似た意味を持つ usefulness との違いに注意してください。usefulness は単に使い勝手が良いことという日常的な便利さを指す傾向がありますが、utility はより形式的で、経済学的な効用や、特定の目的を達成するための実用的な価値というニュアンスが強くなります。
Countable when referring to a specific service provider like an electric company. Uncountable when referring to the abstract quality of being useful.
意味
役に立つこと、または利益や利点がある状態
The utility of this tool is limited in a professional setting.
専門的な環境において、このツールの有用性は限られている。
電気、ガス、水道などの公共サービス
The city is upgrading its water utility infrastructure.
市は水道の公共インフラを更新している。
美しさよりも実用的な目的のために設計されたもの
The vehicle was designed as a utility truck for farm work.
その車両は農作業用の実用トラックとして設計された。
例文
The new software provides great utility for data analysis.
新しいソフトウェアは、データ分析において高い有用性を備えている。
The monthly utility bill includes electricity and water.
月々の公共事業料金には、電気代と水道代が含まれている。
He bought a small utility vehicle for the ranch.
彼は牧場用に小型の実用品車両を購入した。