payroll
payrollは、文脈によってお金(総額)、人(名簿)、仕組み(計算業務)という三つの異なる側面を指します。日本語ではすべて給与という言葉に関連しますが、英語では指し示す対象が明確に区別されるため注意が必要です。
意味の使い分けとニュアンス
まず、企業のコストとして語られる場合は給与総額を指します。例えば、予算削減の話で cut the payroll と言えば、個々の給料を下げることだけでなく、人員削減によって人件費全体の合計額を減らすことを意味します。
次に、組織に属している状態を指す場合は給与名簿を意味します。on the payroll という表現で雇われている状態を表し、逆に off the payroll で解雇されたあるいは退職したことを示します。
最後に、事務的な手続きを指す場合は給与計算や給与支払い業務を指します。payroll department と言えば、人事や経理の中で特に賃金計算を担当する部署のことです。
注意すべき点
日本語のペイロールというカタカナ語は、主にビジネスソフトや人事管理システムの専門用語として使われますが、日常会話や一般的なビジネス文書では給与計算や人件費と訳すのが自然です。また、単に salary(個人の給料)と言うのではなく、組織全体の視点から見た賃金管理という概念であることを意識してください。
意味
企業が特定の期間に従業員に支払わなければならない給与の総額
"The company is trying to reduce its annual payroll to avoid bankruptcy."
その会社は破産を避けるため、年間の人件費を削減しようとしている。
企業の従業員名と、それぞれに支払われるべき金額を記したリスト
"The accountant is currently updating the payroll for the month of October."
会計士は現在、十月分の給与名簿を更新している。