desegregation
desegregationは、人種や民族などの特定のグループが法的に、あるいは慣習的に分離されていた状態を解消し、統合させるプロセスを指します。単に混ぜ合わせるということではなく、不当な差別や隔離という社会的な構造を打破し、平等な権利を保障するという強い政治的・社会的な文脈を伴う言葉です。
integrationとの違いintegration(統合)と非常に似ていますが、焦点が異なります。desegregationは、隔離されていた状態を終わらせるという、分離の撤廃というプロセスや法的な措置に重点が置かれます。一方でintegrationは、分離がなくなった後に、異なるグループの人々が社会的に調和し、実質的に混ざり合って共存している状態やその過程を指します。つまり、desegregationは法的な扉を開くことであり、integrationはその扉を通った後の社会的な融合であると言えます。
歴史的背景と使用場面
この言葉は、特にアメリカ合衆国における公民権運動の歴史において不可欠な用語です。公立学校や公共交通機関などでの人種隔離を禁じた判決や法律に関連して頻繁に使用されます。現代では、人種だけでなく、宗教やその他の属性による不当な分離を解消する場合にも用いられますが、基本的には公的な制度や組織における構造的な変化を記述する際に使われるフォーマルな表現です。
意味
場所や組織において、通常は人種グループなどの二つ以上のグループを分離している状態を終わらせるプロセスであること
The desegregation of public schools became a central issue in the mid-twentieth century.
公立学校の人種隔離の撤廃は、二十世紀半ばに中心的な課題となった。