community
/k(ə)ˈmjunəti/
communityは、単に同じ場所に住んでいる人々だけでなく、共通の目的、関心、価値観、あるいは信仰を共有する人々の集団を幅広く指します。日本語では文脈に応じて地域社会、共同体、コミュニティなどと訳されますが、英語では物理的な距離に関わらず、精神的な結びつきや連帯感がある集団を指す傾向が強い言葉です。
意味の広がりと使い分け
この単語は、地理的な境界に基づいた集団から、インターネット上の仮想的な集団まで、非常に多様な範囲をカバーします。
地理的な集団: 近所の人々や、特定の町に住む人々を指す場合は地域社会というニュアンスになります。例:local community(地域社会)
共通の特性を持つ集団: 趣味や職業、あるいは特定のアイデンティティを共有する人々を指します。この場合、物理的に離れていても連帯感を持つ集団となります。例:the gaming community(ゲーム愛好家の集団)
専門的・宗教的な集団: 共通の信仰を持つ信仰共同体や、特定の学術分野の研究者集団などを指します。
生物学的な集団: 自然科学の文脈では、特定の環境に共存する生物群集を指します。
日本語のカタカナ語との違い
日本語でコミュニティという言葉を使う場合、多くは趣味の集まりやSNS上のグループなど、比較的カジュアルな結びつきを指すことが多いです。しかし、英語のcommunityは、より公的な意味での地域社会や、法的な権利・義務を伴う共同体、あるいは学術的な生物群集までを含む、非常に重みのある概念です。
例えば、行政が地域住民の協力を求める際に使う community involvement を単にコミュニティの参加と訳すと、日本語ではカジュアルすぎる印象を与えます。このような場合は地域社会の参画とするのが適切です。
類義語との比較
society:communityよりもはるかに規模が大きく、国家や文化全体など、より抽象的で広範な社会構造を指します。communityが親密さや共通点に焦点を当てるのに対し、societyは制度や組織に焦点を当てます。
group:単に人々が集まっている状態を指し、必ずしも強い連帯感や共通の価値観があるとは限りません。communityは、その集団に属しているという帰属意識や相互扶助の精神が含まれる場合に選ばれる言葉です。
意味
同じ場所に住んでいる人々、または特定の共通した特性を持つ人々の集団
The local community came together to support the new library.
新しい図書館を支援するために、地域社会が団結した。
特定のグループに属していると感じる時に人々が抱く感情
The small town has a strong sense of community.
その小さな町には強い共同体意識がある。
共通の宗教的信仰を持つ人々の集団
The monastic community lives in silence and prayer.
その修道院の共同体は、沈黙と祈りの中で生活している。
同じ生息地で生活し、相互に影響し合う異なる種の動物や植物の集団
The coral reef supports a diverse marine community.
サンゴ礁は多様な海洋生物群集を支えている。
例文
The local community organized a food drive for the homeless.
地元の地域社会が、ホームレスの人々のための食料提供活動を組織した。
Moving to a small village gave her a real sense of community.
小さな村に引っ越したことで、彼女は本当の共同体意識を持つことができた。
The religious community gathers every Sunday for a shared meal.
その宗教共同体は、毎週日曜日に集まって食事を共にする。
Pollution is threatening the delicate aquatic community in the lake.
汚染が、湖の中の繊細な水生生物群集を脅かしている。