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shear stress

せん断応力
名詞

shear stress(せん断応力)は、物体に対して面と平行な方向に力が作用し、その内部で層が互いに滑り合うようにずれることで発生する応力を指します。これは、物体を押しつぶす力である compressive stress(圧縮応力)や、引き伸ばす力である tensile stress(引張応力)とは根本的に異なる力の方向性を持っています。

物理的なメカニズムと具体例

日常的な例で言えば、ハサミで紙を切る動作がまさにこの原理を利用しています。ハサミの二つの刃が非常に近い位置で互いに逆方向へ力を加えることで、紙の内部に強い shear stress が発生し、材料がせん断されて切断されます。また、建築構造においては、地震や強風による横方向の荷重が柱やボルトに加わった際、それらが断ち切られるように壊れる原因となるため、設計上の重要な検討事項となります。

工学的視点における重要性

材料科学や土木工学において、shear stress の限界値(せん断強度)を把握することは極めて重要です。例えば、ボルトやリベットなどの接合部品は、主にこのせん断応力に耐えるように設計されています。もし作用する力が材料の許容範囲を超えると、物体はせん断破壊を起こし、ずれる形で破断します。このように、構造物の安定性を確保するためには、垂直方向の圧力だけでなく、この横方向のずれに対する耐性を計算することが不可欠です。

意味

名詞せん断応力

物体に平行な方向に力が加わり、内部の層が互いにずれることで生じる応力のこと

The engineer calculated the shear stress on the bolt to ensure it would not snap under the lateral load.

エンジニアは、横方向の荷重でボルトが破断しないことを確認するために、ボルトにかかるせん断応力を計算した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error