roux
ルー
名詞
rouxはフランス料理に由来する調理用語で、小麦粉とバターなどの油脂を加熱して混ぜ合わせたベース素材を指します。これは単なる増粘剤ではなく、加熱時間によって色が変わり、それに伴って風味や用途が変化するのが特徴です。白く仕上げるホワイトルーはベシャメルソースに、茶色くなるまで加熱したブラウンルーはビーフストューなどの濃厚なソースに使用されます。
調理上の役割と注意点
この素材の主な目的は、液体に滑らかなとろみをつけることです。小麦粉に含まれる澱粉を油脂でコーティングして加熱することで、液体に混ぜた際にダマになりにくく、均一な質感を得ることができます。日本語でもカタカナでルーと呼びますが、市販のカレールーのようにスパイスや調味料が既に配合された固形製品とは異なり、英語のrouxはあくまで小麦粉と油脂のみの基礎的な混合物を指すことが一般的です。
類似表現との違い
料理における増粘手法には他にもslurry(水溶き片栗粉やコーンスターチ)がありますが、rouxは油脂を使用するため、よりコクのあるリッチな味わいと、光沢のある滑らかな質感を演出できます。一方でslurryは透明感のあるとろみを出す際に用いられます。また、beurre manié(バターと小麦粉を混ぜたペースト)は、調理の最後に調整用として加えられますが、rouxは通常、調理の最初段階でベースとして作られるという工程上の違いがあります。
意味
名詞ルー
小麦粉と油脂を同量ずつ混ぜ合わせて加熱し、ソースやスープにとろみをつけるために使用するもの
The chef prepared a blond roux to start the veloute sauce.
シェフはベルテソースを作るために、ブロンドルーを用意した。
関連語
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