repeal
repealは、主に法律、条例、議会で制定された規則などを、公式な手続きを経て完全に無効にしたり、取り消したりする場合に用いられる非常にフォーマルな単語です。単にやめるのではなく、法的な効力を消滅させるという強い意味合いを持ちます。
類義語との使い分け
日常的な文脈で使われる cancel や abolish とは、対象となるものが異なります。
repeal: 法律や制定法など、文書化された法的な規則を撤廃する場合に限定して使われます。
abolish: 制度や慣習(例えば奴隷制や君主制など)を完全に廃止する場合に使われます。repealが法的な手続きによる取り消しに焦点を当てるのに対し、abolishは社会的な仕組みそのものをなくすというニュアンスが強いです。
cancel: 予約や契約、計画などを取り消す際に使われる一般的な言葉であり、法律の撤廃には適しません。
注意すべき点
日本語では撤廃や廃止という言葉が幅広く使われますが、英語では対象が法律(law/act/statute)であるか、制度(system/institution)であるかによって、repeal と abolish を厳格に使い分ける必要があります。
❌ repeal the monarchy(君主制を撤廃する)
✅ abolish the monarchy(君主制を廃止する)
❌ abolish the tax law(税法を廃止する)
✅ repeal the tax law(税法を撤廃する)
文法的な特徴
この単語は他動詞として(法律を)撤廃するという意味で使われるほか、受動態で be repealed となり、(法律が)撤廃されるという形で頻繁に登場します。また、名詞としても撤廃や取り消しという意味で用いられます。
意味
法律や議会の制定法を公式に無効にするか、取り消すこと
The government decided to repeal the outdated tax law.
政府は時代遅れの税法を撤廃することを決定した。
公式に無効にされるか、取り消されること
The law was repealed after widespread protests.
広範な抗議活動の後、その法律は撤廃された。