rescission
rescissionは、主に法律や契約の文脈で使われる非常にフォーマルな用語です。単にやめるということではなく、契約を最初からなかったことにする、つまり遡及的に無効にするという強い意味を持ちます。日本語では文脈に応じて解除や撤廃と訳されます。
意味上の使い分けとニュアンス
この単語の核心は、契約の白紙化にあります。例えば、一方の当事者が重大な義務違反を犯した場合や、詐欺によって契約が結ばれた場合に、その契約を法的に取り消して、双方が契約前の状態に戻ることを指します。
terminationとの違い:terminationは、ある時点から将来に向かって契約を終了させることを指しますが、rescissionは契約の成立時点まで遡って、最初から存在しなかったことにします。
cancellationとの違い:cancellationは日常的な予約のキャンセルなど幅広く使われますが、rescissionは法的な権利の行使や、正式な手続きを伴う厳格な文脈で使用されます。
注意すべき誤用と表現
日本語で解除と言う場合、日常会話では単に解約するという意味で使われますが、英語で rescission を使うと、法廷での争いや正式な法的文書のような非常に重い響きになります。日常的なサービスの解約には cancel や terminate を使用してください。
❌ I want a rescission of my gym membership.(ジムの会員権を解除したい。:不自然にフォーマルすぎます)
✅ I want to cancel my gym membership.(ジムの会員権を解約したい。)
✅ The court ordered the rescission of the contract due to fraud.(裁判所は詐欺を理由に契約の解除を命じた。)
文法的な特徴
名詞として使われ、多くの場合 rescission of [something] という形で、〜の解除や〜の撤廃を表現します。また、動詞形である rescind(解除する、撤廃する)と共に使われることが多く、特に法律や規制を撤廃するという文脈で頻出します。
意味
契約、合意、または法律を取り消したり無効にしたりする行為
The company sought the rescission of the contract due to a breach of terms.
会社は条件違反を理由に契約の解除を求めた。
立法行為や正式な法令を公式に撤回または廃止すること
The rescission of the outdated regulation simplified the administrative process.
時代遅れの規制の撤廃により、行政手続きが簡素化された。