cancel
cancel は、予定されていた計画や合意、あるいは法的な効力を持つものを白紙に戻すというニュアンスを持つ単語です。日本語のキャンセルするとして定着していますが、文脈によって訳し分ける必要があります。
文脈による使い分け
日常的な予約や注文の取り消しだけでなく、契約や法律上の効力を失わせる場合にも使われます。また、化学や物理の分野では、ある力が別の力によって打ち消される(相殺される)という意味で用いられます。
予約の取り消し:cancel a reservation(予約をキャンセルする)
契約の無効化:cancel a contract(契約を解除・無効にする)
効果の相殺:cancel out the effect(効果を打ち消し合う)
類義語との違い
abort と混同されやすいですが、abort はプロセスが進行している途中で強制終了させるというニュアンスが強く、特にコンピュータ用語やミッションの中止などで使われます。一方で cancel は、決定事項や予定を取り消すという点に重点が置かれます。
また、annul や nullify はより形式的で法的な文脈で使われ、最初からなかったことにする(無効にする)という強い意味を持ちます。cancel はこれらよりも幅広く、日常的な場面から公的な場面までで使用可能です。
意味
計画されていた行事や手配、合意などを、行わないことに決めること
"They had to cancel the wedding due to unforeseen circumstances."
予期せぬ事情により、彼らは結婚式を中止しなければならなかった。
契約や注文、法的合意などが、もはや有効ではないか効力を持たないことを宣言すること
"The company decided to cancel the contract after the breach of terms."
規約違反があったため、会社は契約を解除することに決めた。
他のものの効果を中和させたり、打ち消したりすること
"The positive charges are cancelled by the negative charges."
正電荷は負電荷によって相殺される。
郵便切手や切符に印をつけ、使用済みであり再利用できないことを示すこと
"The postal clerk forgot to cancel the stamp on the envelope."
郵便局の職員が封筒の切手に消印することを忘れていた。