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pseudohyphae

仮性菌糸
名詞
複数形: pseudohyphae

pseudohyphae(仮性菌糸)は、酵母のような単細胞生物が、出芽した細胞が切り離されずに連なって鎖状になった構造を指します。見た目は真菌の真菌糸(hyphae)に非常に似ていますが、生物学的な構造は根本的に異なります。

真菌糸との構造的な違い

最大の相違点は、細胞同士の接合部分にあります。真菌糸は細胞壁が連続しており、平行な管状の構造を形成しますが、仮性菌糸は出芽によるため、接合部がくびれた形状(constrictions)をしています。また、真菌糸に見られるような明確な隔壁の特性を持たないことが特徴です。

臨床的な重要性

医学的な文脈では、特にカンジダ属菌などの酵母において、この仮性菌糸の形成は重要な意味を持ちます。通常は単細胞として存在する酵母が、宿主の組織に侵入して病原性を発揮する際に、この鎖状構造へと形態を変化させることが多いためです。そのため、検体から仮性菌糸が検出されることは、単なる定着ではなく、感染症としての病原性状態に移行したことを示す重要な指標となります。

意味

名詞仮性菌糸

出芽した酵母細胞が互いに分離せずに連結し、真菌の真菌糸に似た鎖状構造を形成したもの。ただし、真菌糸に見られる隔壁の特性は持たないこと

The clinical sample showed the presence of pseudohyphae, indicating a transition to a pathogenic state in the Candida species.

臨床検体から仮性菌糸が検出され、カンジダ属菌が病原性状態に移行したことが示された。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error