tubulin
チュブリン
名詞
tubulinは生物学、特に細胞生物学における専門用語であり、細胞の構造を維持し、物質輸送を担う微小管の基本単位となるタンパク質を指します。この用語は学術的な文脈で用いられるため、日常会話で使われることはほとんどありませんが、医学や生物学の論文、教科書では不可欠な概念です。
構造的な役割と動態tubulinの最大の特徴は、ダイナミックな重合と脱重合を繰り返す点にあります。アルファ・チュブリンとベータ・チュブリンという二つのサブユニットが結合して二量体を形成し、それが積み重なることで中空の管状構造である微小管が作られます。このプロセスは、細胞分裂時の染色体分離に重要な役割を果たす紡錘体の形成において極めて重要です。
専門用語としての注意点
日本語ではそのままチュブリンとカタカナ表記されますが、一般的に管を意味する言葉と混同しないよう注意が必要です。また、microtubule(微小管)という言葉と併せて使われることが多いですが、microtubuleが完成した構造体を指すのに対し、tubulinはその構造を作るための材料(タンパク質)を指すという明確な区別があります。
意味
名詞チュブリン
真核細胞の細胞骨格の不可欠な構成要素である微小管を形成するために重合する球状タンパク質
The polymerization of tubulin is critical for the formation of the mitotic spindle during cell division.
チュブリンの重合は、細胞分裂時の紡錘体の形成に不可欠である。
関連語
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