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abscisic acid

アブシシン酸
名詞

abscisic acidは、植物が乾燥や低温などの過酷な環境に直面した際に、生存率を高めるためのストレスホルモンとして機能します。特に、水分不足時に気孔を閉鎖させて蒸散を抑える役割を担っており、植物の生存戦略において極めて重要な役割を果たしています。

生理的機能と作用

このホルモンは、種子の休眠を維持することで、不適切な時期に発芽して枯死することを防ぎます。また、葉や果実の脱落を誘導する作用があるため、季節的な落葉や果実の成熟に伴う脱落に関与しています。このように、成長を促進させる他の植物ホルモンとは対照的に、成長を抑制し、防御的な状態へ移行させる働きが特徴です。

他の植物ホルモンとの対比

gibberellin(ジベレリン)が種子の発芽を促進させるのに対し、abscisic acidはそれを抑制して休眠状態に導きます。また、auxin(オーキシン)が細胞伸長や成長を促すのに対し、abscisic acidはストレス応答による成長抑制を司ります。これらのホルモンが互いに拮抗的に作用することで、植物は環境の変化に柔軟に適応しています。

意味

名詞アブシシン酸

種子の休眠を促進し、葉や果実の脱落を誘導する植物ホルモンであり、通常は植物が不利な条件下で生存するためのストレス信号として機能する

The production of abscisic acid increases significantly during periods of drought to trigger stomatal closure.

干ばつの期間中には、気孔の閉鎖を誘発するためにアブシシン酸の生成が著しく増加する。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error