nonrepudiation
nonrepudiationは、主に情報セキュリティや暗号学の文脈で使用される専門用語です。単に否定しないことではなく、技術的な手段によって後から自分はやっていないと主張することを不可能にするという強力な保証を意味します。一般的に、デジタル署名やタイムスタンプなどの技術を組み合わせることで実現されます。
認証と否認防止の違いauthentication(認証)があるユーザーが本人であるかを確認することに焦点を当てるのに対し、nonrepudiation(否認防止)は過去に行った操作や送信したデータの事実を、後から法的に、あるいは技術的に否定できないようにすることに焦点を当てます。例えば、メールを送信した際に、送信者が後になってそんなメールは送っていないと主張することを防ぐ仕組みがこれに当たります。
実務的な適用例
この概念は、特に電子商取引や法的拘束力を持つ電子契約において不可欠です。具体的には以下のような仕組みで運用されます。
公開鍵基盤(PKI)を用いたデジタル署名により、送信者の身元を証明し、内容の改ざんがないことを保証する。
信頼できる第三者機関によるタイムスタンプを付与し、いつその操作が行われたかを証明する。
このようにして、送信者と受信者の双方が、後日の紛争時に客観的な証拠を提示できる状態を作ることがnonrepudiationの目的です。
意味
デジタル署名や暗号技術を用いて、署名や送信メッセージなどの正当性を後から否定できないようにすることを保証すること
The system uses public key infrastructure to ensure nonrepudiation of the electronic contract.
そのシステムは、電子契約の否認防止を確実にするために公開鍵基盤を使用している。