timestamp
デジタルデータや通信において、ある出来事がいつ発生したかを正確に記録するための時刻印を指します。単なる時計の時刻ではなく、システムが自動的に付与する不変の記録としての性質が強く、データの整合性や順序を証明するために不可欠な要素です。
日本語でもカタカナでタイムスタンプとして定着していますが、文脈によって日時記録や時刻印と訳されます。特に法的な証拠能力を持たせるためのタイムスタンプサービスなどの文脈では、単なる時刻記録ではなく、第三者機関による認証が含まれることを意味します。
意味上の注意点と使い分けtimestampは、単に時間を書き込むことではなく、システム的な記録に重点が置かれます。例えば、日記に時間を書くことは timestamp とは呼びませんが、データベースの行に作成日時が自動的に保存されることは timestamp と呼びます。
❌ I put a timestamp on my diary.(日記に時間を書き込んだ)
✅ The server adds a timestamp to every log entry.(サーバーはすべてのログエントリにタイムスタンプを追加する)
また、date(日付)やtime(時刻)という単語と混同されやすいですが、timestampはこれらを組み合わせた特定の一点を指すデジタル的な識別子としてのニュアンスが含まれます。
文法的な用法
名詞として使う場合は、記録された値そのものを指します。動詞として使う場合は、その記録を付与する動作を指します。IT分野では、名詞としての用法が圧倒的に多く、特にデータベースのデータ型(TIMESTAMP型)として頻繁に登場します。
意味
特定の出来事が起こった、またはデータが作成された日付と時刻のデジタル記録
The system adds a timestamp to every incoming message for auditing purposes.
システムは監査目的で、すべての受信メッセージにタイムスタンプを追加する。
デジタル印を付与することで、出来事の発生時刻やファイルの作成日時を記録する
The software will automatically timestamp each entry in the log file.
ソフトウェアは、ログファイルの各エントリに自動的にタイムスタンプを付ける。