handshake
日常的な文脈では、主に挨拶や合意の印として相手の手を握る行為を指します。単なる挨拶だけでなく、ビジネスシーンでの契約成立や、スポーツでのフェアプレーの精神を示すなど、信頼や合意を視覚的に確認する重要な役割を持ちます。
一方で、ITや通信の分野では、二つのデバイスが通信を開始する前に、互いの通信速度やプロトコルなどの条件を調整し、接続を確立させる一連の手順を指します。人間が握手をしてこれから話をしましょうと合意する様子に似ているため、この比喩的な表現が使われています。
カタカナ語としての注意点
日本語でハンドシェイクと言う場合、文脈によって意味が大きく異なります。一般的な会話でハンドシェイクと言うと、英語の handshake そのものの直訳として伝わりますが、不自然に聞こえることが多いです。日常的な動作を指す場合は、シンプルに握手という言葉を使うのが最も自然です。
❌ ハンドシェイクをしましょう(不自然)
✅ 握手をしましょう(自然)
一方で、技術的な文脈(ネットワーク設定やプログラミングなど)では、ハンドシェイクというカタカナ表記が専門用語として定着しています。この場合、握手と訳すと意味が通じなくなるため、そのままハンドシェイクと表記します。
類義語との使い分け
物理的な動作としての handshake は、greeting(挨拶)の一種ですが、greeting が言葉による挨拶を含む広い概念であるのに対し、handshake は具体的に手を握るという身体的動作に限定されます。
また、IT分野における handshake は、単なる connection(接続)とは異なります。connection は接続されている状態そのものを指しますが、handshake は接続に至るまでの交渉プロセスという動的な手順を指します。
意味
挨拶や合意の合図として、相手の手を握って振る行為
They sealed the deal with a firm handshake.
彼らは力強い握手で契約を締結した。
通信パラメータに合意するために一連の信号を交換し、二台のコンピューターやデバイス間で接続を確立するプロトコル
The modem failed to complete the handshake with the server.
モデムがサーバーとのハンドシェイクを完了できなかった。