cupidity
cupidityは、単なる欲しいという気持ちではなく、金銭や物質的な富に対する異常に強い、あるいは不道徳なほどの強欲さを指します。多くの場合、道徳的な非難や軽蔑のニュアンスが含まれており、正当な手段ではなく、なりふり構わず富を蓄えようとする貪欲な精神状態を表現する際に用いられます。
類義語との使い分けgreedも同様に強欲と訳されますが、greedは食べ物や権力など、より幅広い対象に対する過剰な欲求に使用されます。一方でcupidityは、特にお金や財産という物質的な価値に特化した強い執着を指す傾向があります。また、avariceという言葉もあり、これはcupidityと同様に金銭的な強欲さを指しますが、より蓄財すること自体に執着するという静的な強欲さを強調します。対してcupidityは、富を手に入れようとする能動的な渇望というニュアンスが強くなります。
注意すべき表現と文脈
この単語は非常にフォーマルで文学的な響きを持つため、日常会話で使われることは稀です。日常的な文脈で強欲だと言いたい場合は、greedyという形容詞を使うのが一般的です。また、日本語の強欲は時に野心があるという肯定的な意味で使われることがありますが、cupidityにそのような肯定的な意味はありません。常に、道徳的に問題がある状態や、品格を欠いた欲望として描写されます。
例えば、ビジネスの成功の原動力として語る場合に His cupidity helped him succeed in business. とすると不自然です。そのような場合は ambition などが適切です。正しくは The politician was driven by sheer cupidity. のように、道徳的に問題のある動機として用います。
意味
富や物質的な所有物に対する過度な欲望
His cupidity drove him to embezzle funds from the charity.
彼の強欲さが、慈善団体から資金を横領させることになった。