covet
covetは、単に欲しいと思うだけでなく、他人が持っているものを自分も手に入れたいと強く、時には執拗に切望する様子を表します。この言葉には、しばしば本来は自分のものではないものを欲しがるという、道徳的な葛藤や嫉妬、あるいは禁じられた欲望というニュアンスが含まれています。
例えば、単に新しい車が欲しい場合は want や desire を使いますが、隣人が買った高級車を見て自分もあれが欲しいと強く思う場合には covet が最適です。このように、所有権が他者にあることがこの単語の核心的な意味となります。
類義語との使い分けcovetは、desireやlong forよりも、より強欲で、時には不適切または不道徳な感情を伴う傾向があります。
desire: 一般的に強く望むことを指し、正当な目標や願望に対しても使われます。
long for: 懐かしさや切なさを伴う憧れや切望であり、感情的な側面が強い表現です。
covet: 他者の所有物に対する羨望や強欲さに焦点が当たっており、しばしば否定的な文脈で用いられます。
注意すべき表現と文脈
この単語は、宗教的な文脈(例えば十戒の隣人のものを欲してはならないなど)で頻繁に登場するため、非常に強い、あるいは厳格な響きを持つことがあります。日常会話で使う際は、冗談めかして本当に羨ましいと伝える場合を除き、かなり強い執着心を示すことになります。
❌ I covet a new phone.(単に新しい電話が欲しいだけなら不自然です)
✅ I covet my colleague's promotion.(同僚の昇進を羨み、自分もその地位が欲しいと強く思う)
文法的には他動詞であり、直後に欲しがる対象(目的語)を置きます。また、coveted という形容詞の形で誰もが欲しがる 切望されるという意味で使われることも非常に一般的です(例:a coveted prize)。