approve
approveは、単にいいと思うという個人的な賛成から、公的な機関による正式な許可まで、幅広い意味を持つ単語です。日本語では文脈に応じて承認する 認める 認可すると訳し分けられますが、共通しているのはある基準や要求を満たしていると判断し、それを正式に受け入れるというニュアンスです。
意味の使い分けとニュアンス
この単語は、大きく分けて公式な許可と個人的な肯定の二つの方向性があります。
公式な承認・認可: 組織や当局が、計画や申請、製品などが規定の基準に合格したと判断し、正式に許可を出す場合に使用します。例えば、予算案の承認や、新薬の販売認可などがこれにあたります。
個人的な肯定・賛成: 誰かの行動や考え方に対して、それは正しい 良いことだと肯定的に捉える場合に使用します。この意味では、感情的な同意や道徳的な正当性の判断が含まれます。
類義語との違いapproveは、他の似た意味を持つ単語と混同されやすいため注意が必要です。
accept:acceptは提示されたものを受け入れるという受動的な動作に重点がありますが、approveは権限を持つ者が審査して合格を出すという能動的な判断が含まれます。
agree:agreeは意見が一致することを指しますが、approveは(特に上の立場にある人が)許可を与えるという権限的なニュアンスが強いです。
注意すべき表現と文法
特に注意したいのが approve of という形です。単に approve と使う場合と approve of と使う場合では、意味が大きく異なります。
approve something:計画や申請などを正式に承認する・認可するという意味になります。
approve of someone/something:誰かの行動や考えを(道徳的に)良いと思う・賛成するという意味になります。
❌ I approve his behavior. (彼の行動を正式に認可する = 権限を持って許可を出すという意味になり不自然です)
✅ I approve of his behavior. (彼の行動を良いと思う = 彼の振る舞いに賛成している)
意味
計画、提案、または要請を公式に受け入れるか許可すること
The city council voted to approve the new zoning laws.
市議会は新しい都市計画法を承認することを決議した。
誰かや何かが、良い、許容できる、または正しいと信じること
Her parents do not approve of her decision to drop out of college.
彼女の両親は、彼女が大学を中退するという決定に賛成していない。