deny
denyは、主に事実を否定することと、権利や要求を拒否することの二つの大きな意味を持ちます。日本語ではどちらも否定するや拒むと訳されますが、英語では文脈によって明確に使い分けられます。
事実の否定と拒絶の使い分け
まず、ある主張や出来事が真実ではないと述べる場合に用いられます。これは、嘘をついている場合だけでなく、単に事実と異なることを指摘する場合にも使われます。一方で、誰かが求めている許可や権利、あるいは自分自身が欲しいものを与えないという意味での拒絶にも使われます。
事実の否定: deny the allegation(申し立てを否定する)
権利の拒絶: deny access to the building(建物への立ち入りを拒否する)
類義語との使い分け
refuseとの違いに注意してください。refuseは(提案や依頼を)断るという能動的な動作に重点が置かれますが、denyは(真実であることを)認めないことや、(当然あるべき権利を)認めないという状態や判断に重点が置かれます。
❌ I deny to go.(行くことを拒否する、と言いたい場合は refuse を使用します)
✅ I deny that I went.(行ったことを否定する)
文法的な注意点
denyの後に動作を続ける場合は、動名詞(-ing)または that 節を用います。不定詞(to do)を直接つなげることはできません。
deny doing something(〜したことを否定する)
deny that ...(〜であることを否定する)
意味
あることが真実ではないと述べること
"He continued to deny the allegations."
彼はその申し立てを否定し続けた。
何かを与えることや許可することを拒むこと
"The prisoner was denied access to a lawyer."
囚人は弁護士への接見を拒否された。
あることの真実や存在を認めることを拒むこと
"She denied knowing the secret."
彼女はその秘密を知っていることを認めなかった。