verbatim
verbatimは、ある人が話したり書いたりした内容を、一言一句違わずに、そのままの言葉で再現することを指します。単に内容を正確に伝えるのではなく、使用された単語や語順まで完全に一致させているという点に重点が置かれています。日本語では逐語的なや逐語的にと訳され、特に法廷での証言や、インタビューの書き起こし、公式な記録など、正確性が極めて重要視される文脈で頻繁に用いられます。
類義語との使い分けaccurateやexactも正確なという意味を持ちますが、これらは事実関係や数値が正しいことを指す場合が多いです。一方でverbatimは、あくまで言葉の選択が同一であることに特化した表現です。
accurate: 内容や事実が正しい(例:正確な時計、正確な報告)
verbatim: 使われた言葉がそのまま同じである(例:逐語的な書き起こし)
例えば、彼の話を正確に伝えたと言う際、要約して意味を正しく伝えたのであれば accurate が適切ですが、彼が発した言葉をそのまま一字一句漏らさず伝えたのであれば verbatim を使用します。
文法的な注意点
この単語は形容詞としても副詞としても機能します。形容詞として使う場合は名詞を修飾し、副詞として使う場合は動詞(repeat, copy, transcribe など)を修飾します。
形容詞的用法:a verbatim transcript(逐語的な書き起こし)
副詞的用法:to repeat something verbatim(何かを逐語的に繰り返す)
意味
元々使われた言葉と全く同じ言葉を用いた状態
The witness provided a verbatim account of the conversation.
証人は会話の内容を逐語的に報告した。
元々使われた言葉と全く同じ言葉を用いる方法で
The speech was transcribed verbatim by the court reporter.
演説は法廷速記師によって逐語的に書き起こされた。