apocryphal
apocryphalは、単に嘘であるということではなく、多くの人に信じられているが、実際には根拠がないというニュアンスを含んでいます。特に、歴史的な逸話や有名な人物にまつわる物語など、真偽は不明ながらも文化的に定着している話に対して使われることが多い言葉です。フォーマルな文脈で用いられ、単なる嘘(lie)よりも、伝承や噂としての側面が強調されます。
正典と外典の区別
この単語の語源は聖書における外典にあります。宗教的な文脈では、教会によって正統な教典として認められていない書物を指します。そのため、比喩的に正統ではないや偽のという意味で使われるようになりました。現代の日常会話では、宗教的な意味よりも根拠のない作り話という意味で使われることが一般的です。
類義語との使い分け
spurious:こちらは偽造されたや見せかけのという意味が強く、意図的な欺瞞や偽造品などの文脈で使われます。
fabricated:根拠なく捏造されたという行為に焦点が当たります。一方、apocryphalは、それが物語として広まっている状態に焦点があります。
例えば、ある偉人の感動的なエピソードが実は後世に作られた作り話だった場合、それは fabricated(捏造された)であると同時に、世間に広まっているため apocryphal(根拠のない)であると言えます。
意味
真実として広く流布しているが、実際には虚偽であるか、信憑性に疑問がある状態
The story about the founder meeting a ghost is widely considered apocryphal.
創業者が幽霊に会ったという話は、広く根拠のないものと考えられている。
聖書のテキストにおいて、正典とは認められていない、あるいは真正ではない状態
The priest discussed several apocryphal gospels that were excluded from the New Testament.
司祭は、新約聖書から除外されたいくつかの外典福音書について論じた。