fiction
fictionは、大きく分けて文学的な創作と事実ではない嘘という二つの異なるニュアンスで使い分けられます。前者は小説や物語などの芸術形式を指し、後者は意図的に事実をねじ曲げた作り話を指します。日本語ではどちらもフィクションとカタカナで表現されることが多いですが、文脈によって想像上の物語なのか虚偽の内容なのかを明確に区別する必要があります。
文学的な創作としての用法
小説や短編小説など、作者の想像力に基づいて書かれた物語を指します。この場合、non-fiction(ノンフィクション)の対義語として機能します。現実の世界に存在しない設定や人物であっても、そこに普遍的な真実や芸術的な価値がある場合に用いられます。
正しい例: science fiction(サイエンスフィクション)のように、特定のジャンルを指す際に使われます。
嘘や捏造としての用法
誰かを騙す目的で意図的に作られた嘘や、事実に基づかない主張を指します。この文脈では、ポジティブな創造性ではなく、ネガティブな欺瞞や捏造という意味合いが強くなります。日本語の作り話に相当し、法廷や議論の場でそれは事実ではなく作り話だと主張する際などに使われます。
正しい例: pure fiction(完全な作り話)のように、全く根拠のない嘘であることを強調する表現で使われます。
注意すべき混同
日本語でフィクションと言うとき、多くの場合物語という肯定的な意味で使われますが、英語のfictionには嘘という強い否定的な意味が含まれることがあります。相手がIt is a piece of fiction.と言った場合、それが面白い物語だと褒めているのか、真っ赤な嘘だと切り捨てているのかを、前後の文脈から慎重に判断してください。
Countable when referring to a specific fabricated story or a lie. Uncountable when referring to the entire genre of imaginative literature.
意味
想像上の出来事や人物を描いた小説や短編小説などの文学
The library has a huge section dedicated to science fiction.
その図書館には、サイエンスフィクションの巨大な部門がある。
他人を欺くために使われることが多い、嘘や捏造された話
The claim that he was a war hero was a complete fiction.
彼が戦争の英雄だったという主張は、完全な作り話だった。