transitive
transitiveは、主に言語学(文法)と論理学・数学という二つの異なる分野で使用される専門用語です。文法的な文脈では、動作が主語から目的語へと移ることを指し、論理的な文脈では、関係性が連鎖的に伝播することを指します。
文法における他動詞の概念
言語学においてtransitiveは、動作の対象となる目的語を必要とする動詞(他動詞)を指します。例えば、hit(打つ)やbuy(買う)などの動詞は、何を打つのか、何を買うのかという目的語がなければ文の意味が完結しません。これに対し、目的語を必要としない自動詞はintransitiveと呼ばれます。
transitive: 目的語を必要とする(例:I read the book.)
intransitive: 目的語を必要としない(例:I sleep.)
論理学と数学における推移的な関係
数学や論理学の分野では、ある関係が連鎖的に成り立つ性質をtransitive(推移的)と呼びます。具体的には、要素AがBに対してある関係を持ち、かつBがCに対して同じ関係を持つとき、自動的にAがCに対してもその関係を持つ状態を指します。
等号(=)の例:A=Bであり、B=Cであれば、必ずA=Cとなるため、これは推移的な関係です。
不等号(<)の例:A<Bであり、B<Cであれば、必ずA<Cとなるため、これも推移的な関係です。
意味
動詞において、意味を完結させるために一つ以上の目的語を必要とする状態
The verb "hit" is transitive because it requires a direct object to make sense.
`hit`という動詞は、意味をなすために直接目的語を必要とするため、他動詞である。
論理学や数学において、ある関係が第一の要素と第二の要素の間、および第二の要素と第三の要素の間で成り立つとき、第一の要素と第三の要素の間でも必ず成り立つ状態
Equality is a transitive relation because if A equals B and B equals C, then A must equal C.
等号は推移的な関係である。なぜなら、AがBに等しく、BがCに等しければ、AはCに等しくなければならないからだ。